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「軍隊の無い国 コスタリカ」? [戯言(政治)]

本日5月3日は憲法記念日です。

年初には年内には改憲の是非を国会で審議する云々の議論が喧しかったように記憶しておりますが、ここのところの内閣支持率の推移を見る限り、「どうかなあ」と思う今日この頃です。

日本国憲法といえば、故・芦部信喜氏の放送大学テキスト『国家と法Ⅰ 憲法』ぐらいしか熟読したことのないので、大言壮語はやめにしときます。

さて、憲法論議の要の一つである「9条」問題に関して、しばしば引き合いに出される「軍隊の無い国 コスタリカ」。

そのコスタリカについて検索した結果、たどり着いたのが下記の動画です。

内藤陽介の世界を読む「コスタリカにはなぜ“軍隊”がないのか」深田萌絵

結論だけ申し上げると、かの国では「武装警察が軍隊の役割を果たしている」ということだそうです。

確かに、文民統制の下で、国民の生命・身体・財産、領土の保全・国内の治安を守れるのなら、「軍隊」であろうが「武装警察」であろうが「自衛組織」あろうが、何でもかまわない訳であります。

法律というのは、条文そのものも大事ですが、それらをいかに運用しているのか、そして今後どのように運用していくのか、これらの問題の方がより重要なのです。

ただし、国により、歴史的経緯・地理的環境の違いがありますから、日本もコスタリカに倣って自衛隊を武装警察に改組しろとか、そんな暴論を吐くつもりは毛頭ありません。

国民の生命・身体・財産、領土の保全・国内の治安を守るに足る組織、これは主権者たる国民の生存権を守るために絶対に必要です。

具体的にどうすればいいのか、そのことを考える前提の一つとして、他国の憲法・防衛体制と国際法秩序の成り立ちを知る必要があることを痛感しております。
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