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「開く」時期と「閉じる」時期 [戯言(音楽)]

自らの音楽遍歴を振り返ると、面白そうな音楽を片っ端から追いかけていた時期と、特定のジャンルに絞り込んで聞き込んだ時期、これら二つの時期が交互に入れ替わりながら続いてきました。

地方の田舎町で逼塞しながらNHK-FMで流れていた音楽をジャンル問わず聴きまくっていた高校時代、上京してアルバイトしながらレコードを買いまくっていた大学生時代は前者。

大学院に進学して、音楽にお金を掛けられなくなって、ジャーマン・プログレと現代音楽とアイドルのCDしか買えなくなったのが後者の始まりでした。

大学院退学後、就職⇒リストラ⇒就職⇒リストラ…を繰り返していた時期は、お金に余裕がある時は中古CDを買いあさり(中古なのが悲しい…)、余裕の無い時はそれまで購入したCDを繰り返し聴き直していました。

そんな私ですが、加齢とともに新しい未知の音楽を追っかけていくのが正直しんどくなってきました。

音楽評論家として生計を立てているとか、大学で音楽論・文化研究を講義しているのなら、音楽をより広くより深く探索していく必要があるのでしょう。

でも、私は一介のアマチュアの音楽愛好家にしてヘタレな自称音楽制作者でしかありません。

ネットの世界では、無料もしくは廉価な定額制で多くの音楽に接することができます。

しかし、当分の間は、アンビエントとプログレッシブ・ロックと現代音楽とほんの僅かなアイドル音楽だけを聴き込もうと思います。

しばらくは「拡張」よりも「深化」を選択します。
タグ:音楽
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