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音楽を通じて伝えたいこと [戯言(音楽)]

下記のインタビューより触発された思考の軌跡(無料公開分しか読んでないです、ごめんなさい…)。

エレキの美点、音符に書けぬ「初期衝動」 椎名林檎さん

「私がエレキギターに担ってほしい役割というのは、当時からはっきりしていました。「いらだち」とか「怒り」「憎しみ」……。「やり場のない悲しみ」とか、そんな「負の感情」の表現をするときに登場するのがエレキギター。ひずんだ音色、ノイズが必須です。」

私個人といたしましては、音楽で何かを伝えたいとか、自分の感情を外に押し出したいとか、そんな大それたことは一度も考えたことはありません。

だって、何か伝えたいことがあれば文章にして発表した方が、私にとっては楽だからです。
(まさに今、伝えたいことがあるので、この文章をしたためています。)

「「いらだち」とか「怒り」「憎しみ」……。「やり場のない悲しみ」とか、そんな「負の感情」」

私にも「負の感情」を抱くことがあります。

いや、世間一般の方々の平均値よりはるかに高くて深い「負の感情」を抱えながら生きています。

でも、「それを音楽という媒体で表現して何になるの?」という疑問から逃れることができません。

だって、それは私よりも遥かに卓越した才能ある音楽家たちが日々行っていることじゃないですか?
(当然のことながら、椎名林檎さんもそのお一人です。)

私みたいな極めて低レベルの音楽を構築するスキルしか持ち合わせていない者が、わざわざそんなことする必要を感じません。

私は音楽を通じて伝えたいメッセージ・外に押し出したい感情なんてこれっぽちも持ち合わせておりません。

ただただ日常生活の中で自分の体を中を通り過ぎている様々な音響を再構築してみたいだけです。
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