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最近の音楽界で生じた2つの出来事 [戯言(音楽)]

一つは森田童子さんの訃報。

森田童子さんは、「これだけ凄い表現者がいるのだから、私なんぞが出る幕はない!」と、高校生だった私に「音楽を通じて何かを伝えよう」という行為を断念させた一人です。

70年代中期の同時期、佐井好子。谷山浩子、山崎ハコなどの「個性的過ぎる」シンガーソングライターが他にも存在していたので、この人たちに圧倒されて、「私なんぞが出る幕はない!」と思い至っても不思議じゃないでしょ?

もう一つは、RADWIMPSの「HINOMARU」に対する反日勢力(?)からの抗議。

このバンドの立ち位置がよく分からなかった五十路にとって、下記リンク先は考えさせるところが多かったです。

RADWIMPSの HINOMARUを正しく聴いてみてよ

そもそも論として、「音楽を通じて何かを伝えよう」という行為自体に懐疑的な私に、「いや、そうじゃないんだよ!」と更なる探求の糸口となる問いを突きつけられたように思う。

なんだか「もやもや」した思いを抱きながらも、それを論述に組み立てるのは容易じゃないな。

ただ、音楽を聴く/創ることに対して、根本から考え直す必要をひしひしと感じている今日この頃です。
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音楽の自食症候群批判 [戯言(音楽)]

「ほとんどの人は30歳になるまでに新しい音楽を探さなくなる」英国人対象の調査結果


この記事に対する某SNSでの知り合いのコメント;

 「リスナーはこれでもいいと思うが、ミュージシャンはこれダメだろ。」
 (注:投稿者ご本人の了承を得て引用しています!)

私が日本のアマチュア音楽家で最も尊敬する方のCD所有枚数は20枚足らずです。

この内、8枚は細野晴臣監修「ETHNIC SOUND SELECTION」ですね。

基本、他人がどんな音楽創ろうが、まったく我関せずを突き進んでいる方です。

私のような凡庸極まりない音楽家もどきは、日々新しい音楽を追っかけしても、大して成果をあげていないのに…

この方は、この方でなければ表現できない孤高の道を突き進んでいます!

私を含む周囲の何人かは、この方に新しい音楽を聞かせようと尽力したことがありました。

そうすれば、もっともっと新しい斬新な音楽を生み出せるだろうという漠然たる期待を抱きながら…

でも、なに聞かせても、「面白いよね」で終了。

基本、他人がどんな音楽創ろうが、まったく我関せずを突き進んでいる方なんで…

ここで私たちは悟りました。

この方の音楽制作の糧となっているのは、日々の生活体験のあれこれであって、パッケージ化されて世に出回っている音楽ではないことを…

音楽家が参照すべきなのは、先行する音楽ではなく、日々感じ思い至った経験の蓄積であると!


【注記】当然のことながら、パッケージ化され世に出回っている音楽も、日々感じ思い至った経験の中に含まれます。
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音楽愛好家の思い上がり? [戯言(音楽)]

はい、皆さん、今晩は!

今夜も「面倒かつ痛い五十路」の私が、「東京の地方都市」よりお届けします。

さて、今宵、俎上に載せるのは、ネットで目にした下記インタビュー記事です。

「音楽がわからないやつは世の中のことがわからない」と僕は思う

「音楽好きにありがちなドグマですが、「音楽がわからないやつは世の中のことがわからない」と普通に思っていたりいます。」

いやはや、音楽好きの一人としては喝采を叫びたいし、面映いし、なんだか微妙な気持ちです。

「世の中で起きる変化というものは、特にデジタル以降のテクノロジーの分野においては、音楽が最初に直撃するんです」
「音楽を出版や映画が後追いして、その後にものすごく遅れて重工業や他の業界で同じことが起こっていく。だから、時代の試金石として音楽を見るべきなんです。」

うーむ。

これって、インタビュー受けている方の「感想」に過ぎませんよね?

上場企業の化成品メーカーに勤務している私個人の「感想」としては、高度成長期に「重工業」に分類されていたこの業界で構造変化を起こしつつあるバイオマテリアル・バイオミメティクスなど「生物規範工学」が、音楽に起きている変化とやらを後追いしているとは、とても考えられませんが…

もし、音楽が生物規範工学を先取りしているのなら、具体例を挙げてみて反証してくださいね!

さて、先に引用した、「音楽がわからないやつは世の中のことがわからない」…

この種の言説の問題点の一つは、「音楽」の箇所を他のジャンルに入れ替えてみても、論述として成立してしまうことです。

試しに列挙してみましょう。

 「建築がわからないやつは世の中のことがわからない」
 「演劇がわからないやつは世の中のことがわからない」
 「映画がわからないやつは世の中のことがわからない」
 「マンガがわからないやつは世の中のことがわからない」
 「アニメがわからないやつは世の中のことがわからない」
 「ラノベがわからないやつは世の中のことがわからない」
 「アイドルがわからないやつは世の中のことがわからない」

このあたりは、各種表現ジャンルの業界内で、暗黙の共通認識として通用していても、おかしくはないですよね?

自分が思い入れのあるジャンル・対象にあまり関心のない他者を上から目線で否定する。

まあ、よくあることですよ。

更に続けますよ。

 「帝国憲法がわからないやつは世の中のことがわからない」
 「カレーライスがわからないやつは世の中のことがわからない」
 「ラーメンがわからないやつは世の中のことがわからない」
 「ミミズがわからないやつは世の中のことがわからない」

「帝国憲法」云々は、保守派の憲政史家が、実際にそのように主張されています。

「カレーライス」云々は、西欧列強のインド植民地支配とその抵抗運動の一齣として重要な役割を担っています。
(「恋と革命のカリーライス」!)

「ラーメン」云々に関しては、食品名と土木工学の用語とで紛らわしいのですが…

前者だとしたら、食を通じた中華文明の世界進出の考察に及びます。

後者だとしたら、ドイツ語で「額縁」を意味するこの工法に抜きには土木建築は成り立たないでしょう。

さて、私個人が一押しなのが、「ミミズがわからないやつは世の中のことがわからない」。

土壌、ひいては地表の生態系の維持に、ミミズさんたちがどれほど貢献していることか!
【参考】大型土壌動物(ミミズ)による土壌浄化の可能性

しかも環境負荷の高い物質を植物が浄化する前段階で低負荷化する事例も報告されているではありませんか!
【参考】重金属を食べる“スーパーミミズ”発見

「音楽好きにありがちなドグマですが、「音楽がわからないやつは世の中のことがわからない」」と発言されるのは、大いに結構。

でも、人類登場以前から地球の生態系維持に貢献されているミミズさんたちのことも、少しは理解してあげた上で、一歩どころか数万歩引いた地点から、発言して下さいねえ…


【追記】
4月刊行の初の著書『さよなら未来 エディターズ・クロニクル 2010-2017』(岩波書店)を読めば、著者の若林恵氏が、ミミズさんたちを差し置いて「音楽を宣揚する」理由が理解できるかもしれないので、今月末にボーナスが支給されたら購入してみます。
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細野晴臣さんの無印良品BGM [戯言(音楽)]

YMOを特集した1時間番組が英ネットラジオ局NTS Radioにて配信


YMOに関しては、1978年のデビュー直後からNHK-FMなどで聞いてはいました。

だけど、最初の印象は「いまいち」でした。

まあ、高校生だった当時の私は、「クラフトワークなんぞは生ぬるい! カン、ノイ! クラスター、ハルモニアを聴いてこそ、真の電子音響ロックファン!」なんて、四国の田舎町で粋がって独り悦に入っていた「面倒かつ痛い奴」でしたから…

四つ年下の弟君は、そんな高二病発症中の兄とは違って、「良いものは良い、悪いものは悪いと」と公平に判断できる常識人だったので、早くから注目していました。

坂本龍一『B2 UNIT』(1980年)も公平かつ明大な弟君から教わったぐらいでしたから、ああ恥ずかしい。

本気で聴き始めたのは『テクノデリック』(1981年)からかな…

1981年発売の『BGM』『テクノデリック』の二枚は、今でも愛聴しています。

でも、本音を言うと、YMOそのものより、メンバー三人のソロ、ユニット、コラボレーション、プロデュース作品群の方が大好きです!!

YMOに限らず、海外から日本の1980年代電子音響作品(テクノ・アイドル大好き!)に光があたるのは大変好ましいことです。

と言うのも、この国の音楽業界を支配している(?)「はっぴいえんど~YMO史観」に対して、海外からなら別な切り口で日本のポピュラー音楽史を再評価できる可能性があるからです。

(五十路になっても相変わらず「面倒かつ痛い奴」ですね、私は…)

そんな軽度のYMOアンチで、だがしかしソロ作品などは大好きな「面倒かつ痛い奴」の私が、上記番組に注目した訳、

それはスバリ、1曲目の選曲です!!!

 HAROUMI HOSONO:Muji Original BGM

細野晴臣さん最初期のアンビエント作品です。

いや、素晴らしい!!!!

選曲者のAnuさんが、どのような経歴の持ち主なのかは、まったく存じ上げません。

でもでも、細野晴臣さんの数多い楽曲の中から、まずこの曲をセレクトしたセンスには脱帽です!!!!

タイトルから分かるように、この曲は発足直後の「無印良品」の店内BGM用に制作されたものです。

無印良品の店内BGM楽曲は、1984年9月発売のカセットブック『花に水』(冬樹社)として発売されています。

でも、でも、この「Original BGM」は収録されていません!!!!!

(ネット上であたかも収録されているかの如き記述が散見されますが、間違いです、残念!)

この曲が晴れてCD化されたのは2000年6月です。

無印良品の店内BGMを収録した三枚組アルバム『MUJI BGM 1980-2000』

このオムニバスアルバムのディスク!・トラック1に収録されています!!!!!!

やった~~~!!!!!!!

このCD発売以降、無印良品は店内BGMをシリーズ化し、今や20枚を超えています。

ただ、残念なことに、このアルバムは無印良品CDシリーズの中で唯一廃盤なんです(涙)

無印良品は「MUJI」ブランドとして海外展開しており、とりわけ英国での評価が高いようですね。

ただ、色々と調べてはみましたが、このCDが海外で発売されていたかどうかは分かりませんでした。
【参考】Various ‎– BGM | 1980 - 2000@Discogs

ロンドン在住のAnuさんが、どのような経緯でこの曲の存在を知ったのか、とても興味があります。

そして、何故この曲をYMO特集の第1曲目に選んだのかも。


【補足】
細野晴臣さん一連の無印良品BGMでソフト化されている4曲
 1.「Talking」(『花に水』A面)
 2.「Growth」(『花に水』B面)
 3.「Original BGM」(『MUJI BGM 1980-2000』収録)
 4.「Talking -BGM Ver.-」(『MUJI BGM 1980-2000』収録)


【補足2】
細野晴臣さんの一連の無印良品BGMの中で最も好きなのは、『花に水』B面収録の「Growth」です。

【追記】
私が1984年当時に西武百貨店などで聞いた記憶があるのは、この曲だけです。
カセット・CD収録の他の曲を店内BGMで聞いた記憶はないんです…
TALKING カセット版 細野晴臣
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ロコドルについて考える必要がある [戯言(音楽)]

毎週月曜夜のお楽しみタイム「三原どうでしょう」。今日は私のネット環境が不調なためか、生放送を拝見できませんでした。

そこで去る4月30日放送の「ロコドル特集」を再度拝見していました。

第323回三原どうでしょう ろこどるSP 2018/04/30 〔18m25s~〕

この番組、最近事前予告なしに突発的現れるゲストが多く、本来の持ち味である「偶発的なハプニングの面白さ」にますます磨きがかかっています。

今回の突発的ゲストの「かねしまさん」から、「ロコドル」こと「ローカル・アイドル(ご当地アイドル)」についての大変興味深いお話しをお伺いすることができました。

かねしまさんは三原市で月一回開催の「Bingoロコドルパーティー」のスタッフとして、主に受付を担当されているそうです。

なんでも前日から現地入りするほど熱心なファンたちは、終了後の片付けどころか、イベントの設営を手伝ったりして下さっているようです。

島根から遠征して来たロコドル達は、フードコーナーでカップ麺に島根特産の白ネギを自分たちで切ったものを薬味として提供しているとか。

毎回と言う訳ではないのですが、アイドルたち特製の豚汁やラーメンなども食することができるそうです。

MCのG氏は、「アイドルに豚汁・ラーメンは似合わない」と否定的なコメントを述べられていましたが、はたしてそうでしょうか?

まだ実現している訳ではないでしょうか、地域に根ざしたアイドルたちが地産地消に貢献するような方向でイベントを盛り上げていけるようになれば、素敵なことじゃないですか!

最近、音楽(業界)の構造変化と考えている、パッケージ化されたソフトの消費から、「音楽も共に味わいながら」体験する消費への転換について、大いに示唆するものがあると考えます。

BINGOロコドルパーティー公式サイト


【追記】この回の鑑賞記録は後日、公開します。
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音楽受容スタイルの変容 [戯言(音楽)]

昨日に続き下記リンク先記事について私見を記します。

音楽専門学校の講師を激怒させた「あまりにも酷い生徒レベル」

では2点目の、生まれてからこのかた音楽ソフトを購入したことの無い生徒がいた件について。

講師の方が「じゃあ音楽を何で聴いてきたの?」と問うと、「YouTubeです」と堂々と答えられ、「これまで人生で音楽に1円も使ったことがない人間が、どうして音楽で食べていけると思うのか!」と激怒したと。

うーむ。うーむ。

あのですね、YouTubeが普及した十数年前から、こんなことずっと指摘されていたじゃないですか!

若者が音楽ソフトを購入しなくなった大きな原因の一つとして、YouTubeで無料で音楽聴取が可能になったことが…

今さらそんなことで激昂されてもねえ…

あと、怒りの矛先を向ける相手を間違えてはいませんか?

ここで指摘しておきたいことは、YouTubeの普及以降、無料あるいは廉価な定額制で好きな音楽を好きな時に楽しめるサービスが拡がっていることです。

つまり「音楽受容のスタイル」が大きく変化しているのです。

音楽を「所有」することから「利用」することへと受容のあり方が大きく転換しつつあるのです。

「これまで人生で音楽に1円も使ったことがない人間が、どうして音楽で食べていけると思うのか!」

本当にそうなんでしょうか?

確かに今時の若者達は音楽をCDで購入したり、ダウンロード購入したことはないのかもしれない。

でも、アニメのDVDやゲームソフトに付随する音楽には音楽著作権使用料が発生してますよね。

あと、カラオケにも…

現に「カラオケの点数が良いから歌手になろうと思った」生徒がいるって書いてあるじゃないですか。

アニソン歌手が好きな生徒はアニソン・イベントに、ニコ動の好きな生徒はコニニコ超会議などの関連イベントに出かけて、お金払って音楽を享受しているかもしれないじゃないですか!

ケータイ・スマホの着メロやゲーセンの音楽ゲームからも音楽著作権使用料は徴収されていますし…

そんな生徒たちに向かって、「これまで人生で音楽に1円も使ったことがない人間」なんて失礼なことを、よく平気で言えますよね。

つまり、この講師の方の知らない音楽享受の経路を通じて音楽にお金支払っているだけなのではないでしょうか?

音楽ソフトを購入する以外に音楽享受のスタイルが多様化していることに気が付いていないんじゃないでしょうか?

昨今よく指摘されるのが、パッケージ化されたソフトの購入からライブやフェスなどでの音楽体験を重視する体験型へと、音楽消費のスタイルが変化しているということです。

マーケティング感覚に優れている音楽業界人なら、このような劇的な変容に対して次の一手を打ってしかるべきでしょう。

音楽ソフトの購入額が年々減っている(ように見える)大きな原因の一つとして、インターネット普及後の音楽受容スタイルの変化を「音楽を含む消費」へと転換させることに、いまだ有効な手立てを見出していない業界人の怠慢さが挙げられると思います。


さて、この話題、あともう一回だけ続けます。
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なぜ生徒から学ぼうとはしないのか? [戯言(音楽)]

音楽専門学校の講師を激怒させた「あまりにも酷い生徒レベル」

上記リンク先の記事内容をざっくりまとめると、

「あるプロの音楽業界人が音楽専門学校の講師を務めたところ、初回の授業で生徒のレベルの低さに驚いたり激怒してしまった」。

で、驚いたり激怒した理由というのは、

1.生徒の音楽レベルの格差(驚きのレベル)

「教えることが何もないぐらい音楽知識が豊富な子がいる一方」で、「楽譜が読めない生徒や、楽器が何もできない生徒もたくさんいました」。

2.音楽ソフトを購入したことの無い生徒がいた(怒りのレベル)

「生まれてから1枚もCDを買ったことがなく、1曲たりともダウンロードをしたことがないという人」がいた。


以上2点の内、今日は第1点目について私見を述べます。

この講師の方、初回の授業ということで全体のガイダンスとして、「ビートルズ、マイケル・ジャクソン、坂本龍一などを例に挙げて、彼らがいかに革新的であったか、レコーディングにどんな技術が使われているのかといったこと」を話したんだそうです。

だけど生徒たちの反応が薄いので、ある生徒に「普段どんな音楽を聴いているの」と質問したところ、「まったく聞いたこともないアーティストの名前が返ってきた」。

で、「誰?」と尋ねたら、「ニコ動(ニコニコ動画)の歌い手」だと…

さらに別の生徒に尋ねてみると、「アニソンの歌手の名前を次々と挙げた」と。

うーむ

この講師の方、生徒の無知を嘆いているのか責めているのかよく分からないんだけど、「自分の無知」についての自覚が無さ過ぎじゃないでしょうか?

ニコ動というまったく素人でも自分の好きな曲を自由に歌って発表できる場があって、それを多くの若い人たちが享受していること。

インターネット普及後、激変し続けているコンテンツ産業について考え直す良い切っ掛けになると思うんだけどさ。

そして、60年代の手塚アニメ(冨田勲!)の時代から、アニソンが実は音楽性豊かな表現ジャンルであり続けていること。

この講師の方の頭の中には、アニソンを軽視していた昭和の業界人の価値観が根強く残っているのではないでしょうか?

私が思うのは、この講義に集まっている生徒たちの音楽教養レベルの差異とその内実は、大変興味深いということです。

音楽について多方面に熟知している生徒がいる一方で、自分の本当に興味ある音楽しか聴かないという生徒もいる。

特に後者の人たちは、いわゆる「サブカルチャー」にどっぷり浸かっているようなタイプかもしれない。

だとすると、この講師の方が今まで接することのなかった音楽ジャンル、表現メディア、コンテンツ産業の世界に触れる良い機会じゃないですか!

自分のよく知らなかった領域について、生徒たちから情報提供して貰えれば良いじゃないですか?

自分の知見を拡げるこんな良い機会をみすみす逃すなんて、なんて勿体ないことしているんでしょうかね。
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音楽を通じて伝えたいこと [戯言(音楽)]

下記のインタビューより触発された思考の軌跡(無料公開分しか読んでないです、ごめんなさい…)。

エレキの美点、音符に書けぬ「初期衝動」 椎名林檎さん

「私がエレキギターに担ってほしい役割というのは、当時からはっきりしていました。「いらだち」とか「怒り」「憎しみ」……。「やり場のない悲しみ」とか、そんな「負の感情」の表現をするときに登場するのがエレキギター。ひずんだ音色、ノイズが必須です。」

私個人といたしましては、音楽で何かを伝えたいとか、自分の感情を外に押し出したいとか、そんな大それたことは一度も考えたことはありません。

だって、何か伝えたいことがあれば文章にして発表した方が、私にとっては楽だからです。
(まさに今、伝えたいことがあるので、この文章をしたためています。)

「「いらだち」とか「怒り」「憎しみ」……。「やり場のない悲しみ」とか、そんな「負の感情」」

私にも「負の感情」を抱くことがあります。

いや、世間一般の方々の平均値よりはるかに高くて深い「負の感情」を抱えながら生きています。

でも、「それを音楽という媒体で表現して何になるの?」という疑問から逃れることができません。

だって、それは私よりも遥かに卓越した才能ある音楽家たちが日々行っていることじゃないですか?
(当然のことながら、椎名林檎さんもそのお一人です。)

私みたいな極めて低レベルの音楽を構築するスキルしか持ち合わせていない者が、わざわざそんなことする必要を感じません。

私は音楽を通じて伝えたいメッセージ・外に押し出したい感情なんてこれっぽちも持ち合わせておりません。

ただただ日常生活の中で自分の体を中を通り過ぎている様々な音響を再構築してみたいだけです。
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ブクガとニューエイジ・ポップ [戯言(音楽)]

この記事は素晴らしい!
Masion book girl(ブクガ)のキャッチコピー「ニューエイジ・ポップ・ユニット」から、「ニューエイジ」をグループ名・アルバム名に冠する作品を、ジャンルを越境して紹介する記事。
以前から気になっているのですが、2010年代に入って実験的なアイドルグループが増えていますね。
アイドルを入口にアヴァンポップ・実験的ポップスに触れるのもいいじゃないですか!

【ブクガとニューエイジ・ポップの行方知れず徒然】アシュラ/UK SUBS/BLITZ/(((さらうんど)))/CROSSFAITH etc.
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シクシク… [戯言(音楽)]

このジャンルの音楽なら精通している思い込んでいたジャンルで、まったく未知の音盤を発見した時の嬉し恥ずかしい気持ちよ。
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